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2007年7月

2007年7月20日 (金)

オークションで思うこと。

ここまできて読んでくれている方、ありがとうございます。ここに来て読んでくれている方は、少なからずらんちゅうに興味がある方か、宇野系らんちゅうについて興味がある方だと思います。私は宇野系らんちゅうのことしか分かりません。たいした事は分かりませんが。そしてこの魚はとても不思議な魚です。この前書いたのですが、いい魚といい魚を掛け合わせていい魚が出るとは限らないということです。たぶん皆さんは、いい魚がほしいと思います。それはみな同じです。しかし、いい魚はなかなか出来ないし残りません。普通はいい魚でもどこかに欠点があるものです。宇野系を始めた頃に、私の師匠からよく言われた事があります。”10年続ける自信がないならしない方がいい”、”いい魚がほしいなら、自分で卵をとりなさい。”そう言われました。しかし卵を取って育てていくうちに師匠の魚と私の育てた魚がまったく違ってくるのです。これが作り手の技量ということになります。いい魚がほしいから一生懸命がんばりました。でもいい魚は出来ませんでした。そして言われたのが、早く自分の飼い方を見つけなさい。です。なかなかそう簡単に見つかるものではありません。いつも追いつこうと頑張るのですが、やはり違います。今でもそれはあまり変わらないみたいですが・・・師匠から、お前、見た目によらず頑固やったのーといわれます。いい意味でですよ。念のため。
私の事はこれくらいにして、あなたもぜひ卵を取ってみてください。もちろん宇野系同士で掛け合わせて下さい。今年ではなく来年でも。そうすれば、らんちゅうの難しさや育てて作る楽しさが分かると思います。らんちゅうには選別がありますので、これが一番大変だと思います。その中でも、一番分かりにくいのが、”さし”だと思います。ここでは説明しませんが、図を書いて説明しても、それでも分からない人が居るくらいです。今年は出来ませんが、写真で取れればいいのですが。来年出来れば挑戦してみます。
さてここで、今までいい魚いい魚と書いてきましたが、素性の分からない、いい魚と、素性がはっきりしている、良くない魚がいるとしたら、あなたはどちらを選びますか?これは、魚を飼ってきた年数にもよると思いますが、この前書いたように、その魚の親やその兄弟を知っているかどうかで決まります。素性が分からなければ私はいりません。そして素性がはっきりしていても、親、兄弟が自分の好きなタイプではない魚ならこれもいりません。要は、見た目ではなく、”血筋” だと私は思います。ですから素性がわかっている、良くない魚でも、その親や兄弟が私の好きなタイプの魚ならほしいと思います。このことを知っていれば、魚に対する考え方が、数段レベルアップすると思います。素性は分からずとも、その魚の親や兄弟の写真でも参考にできればいいと思います。もともとが一腹から五匹残ればいいといわれるらんちゅう、生まれたものすべてがいい魚であるわけがないですからね。
話は変わりますが、オークションを見ていると宇野系の魚に対する評価がまだ低いように思います。宇野系には、宇野系にしかない頭や色柄があります。そういうところも見ていただきたいですし、いい魚はそれなりに評価していただければ嬉しいです。個人的にではなく、宇野系を出品されている人すべての魚についてです。宇野系の魚の価値をわかっていただきたいと思います。オークションの宇野系を見ても分かるとうり色々なタイプの宇野系があります。あとは個人の好みだと思いますが、写真での判断ですから難しいところがあるかもしれません。宇野系らんちゅうはまだ一般的に知られていないので、私は宇野系のよさをもっと多くの人に知っていただきたいという思いがあります。そのためにはまず本物の宇野系の魚を飼ってみていただきたいのです.そうすれば、宇野系の良さが分かって頂けるのではないかと思います。簡単に手に入れることが出来ない魚、普通の金魚屋さんで買えない魚、それが”宇野系らんちゅう”です。持っているだけでも優越感があると思います。いい魚もほしいと思いますが、魚が変わっていく過程も楽しんでください。卵から育ててみて、そこから自分の好きな魚を残して、育ててみてください。そうすれば魚の成長や変化もわかるうえに、魚が本当に好きになると思います。そしてこれ以上を望まれる方は、宇野系らんちゅうの会に入ってみることをお勧めします。このブログを見て、一人でも多くの人が宇野系らんちゅうの会に入って、宇野系らんちゅうを盛り上げていただければ、これ以上の幸せはありません。そしてそこでは、あなたの知らない話がたくさん聞けると思いますよ。
もうひとつオークションを見ていて思うのですが、何でこの魚に入札がないのだろうと思う魚がいます。そしてそれと反対のこともありますが・・・
あと写真についてですが、なるべく真上から撮ったものを1枚は入れた方がいいと思います。魚を裏返して、おなかと尾の裏側を写した写真がありますよね、あれ何を見せたいか分かりますか?1つは雄、雌の判断、2つめは舵尾について、3つ目はこれが一番伝えたいことで、尾皿の鱗の乗り具合です。あの写真の意味が分からない人もいたのではないかと思います。あまり良く写ってない写真を載せるくらいなら、上から頭のアップや尾のアップを撮ったほうがいいのではないかと私は思ったりします。今日は少し、好き勝手に言わせて頂きました。最後まで読んでいただき有難うございました。
それでは今日はこの辺で。
感想や意見ありましたら、書き込んでください。参考にさせて頂きます。宜しくお願いします。いつも応援有難うございます。

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2007年7月 1日 (日)

種親について書き忘れました

もうひとつ書き忘れたことがあります。この前書いた中で、種親について書くのを忘れました。よく忘れてすみません。ひとつのことを書いているとほかの事をつい忘れてしまいます。それでは種親についてですが、皆さんは、種親についてどう思っていますか?どういう風にして種親を決めますか?いい魚といい魚を掛け合わせれば、いい魚が出来ると思っていますか?ん~それでいい魚が出来るなら、すぐにいい、らんちゅうばかりになってしまいますよね。ここでこの前書いた、その種魚に使いたい魚の親を知っていることが出来れば、その種魚に使いたい魚の親に使った魚の兄弟のことまで考えられる訳です。たとえば、ここに4歳の魚がいます。この魚は見た目はとてもいい魚です。でもこの魚の親の兄弟は、サシがとても多かった,サシ腹だった、ということが分かっていたらどうしますか?又は、この魚の兄弟がサシ腹だったら、どうしますか?私はそういう魚をたとえいい魚でも種親には使いません。でも一発勝負でそれを承知で使う人も居るかもしれません。又、この反対に、今種親に使おうとしている魚が、あまり良くなくてもその親、兄弟が当たり腹だったら、私は迷わず、種親に使います。一番いいのは、当たり腹といわれる魚を親まで育てて種に使うことだと思います。でもこの当たり腹がなかなかでないのです。私の師匠からは、よく十年に一度だといわれます。それくらい当たる確立は低いです。ですから本当に良い種親というのは、品評会にもって行く魚と同じくらいの価値があります。いえ、それ以上の価値があると思います。以上のように、親に使おうとした魚の兄弟、親に使おうとした魚の親とその兄弟などを参考にして、出来れば兄弟掛けしていきます。種親に使った魚の、そのまた親の姿を知らない人のほうが多いと思いますが、私は、こういうような考え方で、卵を取っています。宇野系では、四歳、五歳と一気に頭が出てくる魚がいます。しかしそこまで魚を持っていること自体難しいことかもしれません。それと、頭が早く出てくる魚より、後から出てくる魚のほうが、一気に見栄えが良くなっていい魚になるように思います。少し横道にそれましたが、そのほかは、自分の伸ばしたい特徴を持った魚同士を掛け合わせて行くようにします。あと良く師匠に言われるのは、特徴の強い魚を使いなさいといわれます。私にはまだ良く分からないのですが、尾はまくれていようが、斜めについていようが、上から見て体が曲がっていようが、関係ないといわれます。しかし尾皿はがっちりついていて、尾張りがいい、魚を横から見て、背は抑えていて腰の止まりがある魚、このほかにも条件はあるみたいですが、なかなか分かりにくいです。皆さんが見て、こんな魚を種に使うのですか?というような魚です。ですから子引きするのにも、三つのやり方があると思います。一つ目は、いい魚同士を掛け合わせる、二つ目はいい魚と、特徴のある魚を掛け合わせる、三つ目は、特徴のある魚同士を掛け合わせるという方法です。あくまでも子引きする人の考えはいろいろあると思いますが参考になれば幸いです。私のやり方は、魚の血が濃いくなっていくやり方です。いい魚が出来たときはいいと思いますが、その反対に悪くなって行く事もあります。ですから魚の筋は筋で取っていき、違う筋同士を掛け合わせたものは新しい筋として残していきます。(筋の血を薄めます。)新しく作った筋(自分の筋)が良いかどうかは十年くらいかけないと分からないと思います。子引きは、正解がないから難しい、本当に不自然なものだと思います。
また話は少しそれますが、皆さんは、尾のマクレを嫌っていませんか?尾にマクレがあってもいい魚はたくさんいます。品評会に持っていく魚にはだめですが、普通に飼うなら問題ないと思います。特に種魚として飼うなら。なぜなら、頭の良さは年を重ねないと分からないからです。長年その魚の筋を飼っていれば、この魚の頭はこういう頭になってくるというのが、だいたい分かります。当歳、二歳で、頭が出ていても、五歳になって、ものすごい頭になっているとは限りません。魚を長く持っていることが大事だと思います。良くなる魚を嫌っているという事になります。背もそうですが、横から見て、抑えていて、きれいなほうがいいですが、そういう魚はなかなかいません。こういう欠点があっても、良い頭、いい顔を持っていれば、私はその魚が好きです。見ていても飽きないと思います。頭や胴作りはその魚の筋と作者の飼育技実に関係して来る所もあると思います。
今日書いたことはあまり聞いたことがないと思いますが、このような考え方で、子引きをしている者が居ることを知って、どう思われましたか?これは私がこだわっている事で、こうしないと駄目だという事ではありません。その辺はどうぞ、ご理解下さい。まだまだ私も分からない事が沢山ありますので、これからも勉強して行きたいと思います。
話がすぐにそれてしまい、読みにくいかと思います。読みやすく分かりやすい文章が書けるようになればいいのですが、読んでくれている方、どうもすみません。
長くなりましたが、最後まで読んでくれた方、有難うございました。
それでは今日はこの辺で。
いつも応援有難うございます。

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