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2007年6月

2007年6月11日 (月)

宇野先生の考え

2_2 宇野系らんちゅうを飼われている方は、なぜ宇野系というかはいまさら説明しなくてもいいと思いますが、この魚は、宇野仁松と言う方が作られたものです。そして宇野先生は、陶芸家でもありました。私は、宇野先生とはじかにお会いして話したことはありません。しかし私が、師匠と呼ぶ方は、宇野先生とじかにお会いして、お付き合いされた方です。先生がお元気な頃は月に、二~三回京都のほうまで行かれていたと聞きました。そこで色々ご指導いただいたといっておられました。
宇野先生の魚についての考え方などは、師匠から話で聞いたり、らんちゅうかでんという本で、私は拝見しています。本の題名は、全て漢字でしたが、字がわかりません。その本の中に、宇野先生のことや先生が魚についての考え方が書かれていました。とても理想が高く、魚を芸術として考えておられたことが良くわかります。更紗の模様についてもガラスで切ったようなと言う言い方をされています。分かったようでいまいち私のようなものには分かりません。面かぶりについも一般によく言われますが、皆さんが知っているものは、面かぶりとは言いません。本物の面かぶりは頭すべてが赤いのです。あごの下まで、そして鰓ぶた、首の付け根から赤色がはみ出していないものです。体は白く、各ひれと尾びれは赤です。この条件を満たしたものが面かぶりと言います。ですからそう簡単に居るものではありません。普通に居るのは目のしたが白かったり、首の付け根から赤色がはみ出ているものが殆どです。このような魚は、面かぶり系と言います。
話が前後するのですが、最近は宇野系でも若魚で卵を取る方が増えているのでしょうか?その魚の親になった姿を知らない、私は二歳魚では子引きをしません。三歳で試し引き、四歳で本番という考え方です。魚が成熟すれば卵も成熟してくるという風に教えてもらいました。確かに四歳、五歳まで魚を持つのは大変なことです。その経験がある人にしか分からないと思います。しかしその魚の親を知っているというのは強みだと思います。一腹から数種類の特徴を持った魚が生まれ、それを三歳~四歳まで育ててまた、卵を取る。同じような特徴を持ったもの同士を掛け合わせてその特徴を伸ばしていく、または自分が伸ばしたい特徴を持った魚同士を掛け合わせていくということです。あくまでも兄弟掛けが基本です。こんな風にして自分の思う魚を作っていこうとするのですが、なかなか思うようにはいきません。うまくいかないからまた挑戦するのかもしれません。ですから終わりがないのかもしれませんね。いつか自分の思う魚が出来ることを夢見て、楽しみながらやっていきたいと思います。
それでは、今日はこの辺で。

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